頻繁に、というわけではないが、ライブ中にロンドン消灯令で音響電源を落とされる アーティストは少なくない。写真はボスことブルース・スプリングスティーン (C)BANG Media International

ブルース・スプリングスティーンが、7月14日にロンドンのハイドパークで行われた「ハード・ロック・コーリング」のライブ中に音響電源を落とされたという。

ブルースとEストリートバンドは、この日のステージでポール・マッカートニーを迎えたパフォーマンスを披露していたが、ライブの終了時間をオーバーして演奏を続けていたため、音響装置の電源が切られ、演奏を中断せざるを得ない状況となった。

19:00にライブをスタートした同ライブだが、22:30にロンドンの消灯令があるため、遅くとも22:15には演奏を終了しなければならなかったが、ポールをステージに迎えたのは3時間にも及ぶライブのまさにラスト。結果的に電源は落とされてしまったものの、その直前に「アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア」と「ツイスト・アンド・シャウト」の2曲を披露している。

また、ポールが登場する以前には、トム・モレロとジョン・フォガティとの共演も実現させたブルース。しかし、電源が落とされると、ポールとブルースはステージを離れなければならず、観客に感謝の気持ちを伝えられなかったという。なお、同ライブの7月13日には、コールド・チゼルがサウンドガーデンと共演を果たしている。

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