クロス・マーケティングはこのほど、首都圏一都三県に在住する20~49歳の男女900人に「夫婦のお財布のヒモと家事分担」に関する調査を実施した。調査期間は2月17日~19日。
家庭での家計管理タイプについては「(妻から夫への)お小遣い制」が全体の4割を占め、最も高い結果となった。共働き家庭では、「項目別分担タイプ(31.0%)」が「お小遣い制(26.5%)」を上回った。
また、月に自由に使える金額と満足度については、家計管理法によって月に自由に使える金額の平均に差がみられる。「共同財布タイプ」が最も高く、5万5,407円。一方、「お小遣い制」は3万786円であった。しかし満足度については、「お小遣い制」でも48.6%と半数近くが満足しているという結果となった。
さらに自由に使えるお金の使い道については、男性は「食事代」「趣味」「飲み代」、女性は「洋服代」「美容費」に多く使われている。また、希望の使い道には、「趣味(29.8%)」、「貯金(22.8%)」、「洋服代(12.0%)」がトップ3となった。現状の使い道と希望を比較すると、男女共に貯蓄志向が強いことがうかがえる。
家事の分担についても調査したところ、全体で約半数の家庭で家事を分担していることが明らかになった。また傾向として家事を分担することが多いのは、「共同財布タイプ」「項目別分担タイプ」および「共働き」家庭であった。分担内容としては、夫は「お風呂掃除」「ゴミ捨て」、妻が「料理」「洗濯」「トイレの掃除」が多かった。
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