アビエルタは、同社が運営する通販サイトアンノンショップで、ピルの基礎知識などをまとめた「ピルについて」のページを公開した。
ピルとは、女性ホルモンのプロゲストーゲン(黄体ホルモン)とエストロゲン(卵胞ホルモン)を主成分とした「経口避妊薬」のこと。主に、避妊を目的としている。
同サイトでは、ピルの効果や副作用について解説している。ピルに含まれる女性ホルモンは、妊娠時に体内で分泌される女性ホルモンとのこと。服用することによって、女性のからだのホルモンバランスが妊娠時の状態に近くなるという。そのため、排卵が抑えられ、正しく服用した場合、避妊率99%の高い効果があるそうだ。
また、避妊以外にも、生理やニキビの悩み、婦人病の予防・リスク低下などの効果が期待されるという。サイトでは、このような基礎知識や効果をはじめ、副作用、「ピルの嘘!ホント!」といった内容も紹介されている。
同サイトによると、ピルは1960年代のアメリカで最初に発売。当時はホルモン量の高い高用量ピルで、副作用の強いものだったという。その後、中用量ピル、低用量ピルといったホルモン量を低くした、リスクの少ないものへと改良されてきた。ピルは世界中で1億人以上の女性が服用しており、日本では、1999年に低用量ピルが医薬品として承認され、同年9月2日より発売されている。
なお、現在一般的に使用されている低用量ピルは、必ず医師の検査が必要。処方箋としてのみ入手することができる。
【関連リンク】 |