公益財団法人LIXIL住生活財団は、「国際大学建築コンペ」において、世界9カ国・12大学の中から、審査委員会による厳正な書類審査を終え「最終公開審査会」に進出する3大学を決定した。
同財団は、住宅・建材産業に関する調査・研究及び、人材育成等の事業に対し助成・支援することを目的に設立。このほど、次世代のサステナブル住宅の技術を模索・検証し、技術を発信することを目的に初めて開催する「国際大学建築コンペ」において、「最終公開審査会」に進出する大学を決定した。フィンランドのアアルト大学(Aalto University)、日本の慶應義塾大学、スイスのスイス連邦工科大学(Swiss Federal Institute of Technology)の3大学となる。
日本の慶応義塾大学の作品 |
審査委員には世界的にも著名な建築家で東京大学教授の隈 研吾 氏、工学博士で東京大学教授の野城 智也 氏、建築家で筑波大学准教授の貝島桃代氏を迎え、厳正な書類審査の末、3大学が決定したという。「国際大学建築コンペ」は今回が初の開催で、「NEXT GENERATION SUSTAINABLE HOUSE IN TAIKI-CHO(次世代サステナブル住宅 イン 大樹町/北海道)」がテーマ。今後2012年4月27日に「国連大学 ウ・タント国際会議場」で開催する「最終公開審査会」にて、3大学の中から最優秀作品が決定する。
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