地図情報サービスのマピオンはこのほど、自社が運営するモバイル位置情報ゲーム「ケータイ国盗り合戦」にて、東急線・都営線を巡るスタンプラリー「国盗りおにごっこ2012」の実施を発表した。位置情報と連動したゲームが楽しめるほか、同時に発売される"宝の地図"を用いた宝探しに参加できるなどの特典も用意されるという。期間は今月24日から6月11日まで。
スタンプラリー期間中に発売される「宝の地図」(写真左上)と、地図に付いてくるクリアファイル(右上)、「国盗りおにごっこ2012都営まるごときっぷ」(左下)、駅や商業施設などに掲示されるポスター(右下) |
「ケータイ国盗り合戦」は、位置情報サービスを利用して日本全国の「制覇」を目指すモバイルゲーム。スタンプラリーや育成ゲーム、カードバトルなどが楽しめるサービスで、現在は約105万人が登録している。2011年4月には東急電鉄の協力を得て、「国盗りおにごっこ」を初めて実施。続編となる今年は、東京都交通局の協力も得て、エリアを都営地下鉄沿線にも拡大した。
ゲームに参加するには、携帯電話かスマートフォンからの登録が必要。登録後に東急線と都営地下鉄沿線の対象駅と商業施設に掲出された専用ポスターのQRコードにアクセスすると、ゲームイベントが発生する。また、期間中に東急線沿線の売店「toks」などで限定販売される「宝の地図」(315円)を購入すると、特別ステージに参加できる。地図で指示されたスポットを訪れて暗号を解読すると、限定特典が獲得できるという。
なお、東京都交通局ではこれに合わせ、24日より「ケータイ国盗り合戦」オリジナルきっぷの販売を開始する。都電、都バス、都営地下鉄、日暮里・舎人ライナーを1日に限り何回でも乗り降りできるもので、価格は大人700円、小児350円。「殿」「姫」「じぃ」の3つのデザインがあり、各2万枚限定。売切れ次第販売終了となる。「殿」バージョンは三田線各駅と日暮里・舎人ライナー各駅、「姫」バージョンは大江戸線各駅、「じぃ」バージョンは浅草線各駅と新宿線各駅(押上駅、目黒駅、白金台駅、白金高輪駅、新宿線新宿駅を除く)の自動券売機で販売される。