エース損害保険はこのほど、賃貸住宅入居者の自殺・孤独死等により家主が被る家賃収入減少等の損害を補償する「オーナーズ・セーフティ(家主費用・利益保険)」の販売を開始した。
同社では、入居者の自殺・犯罪死・孤独死に際し、管理業者が家主に支払う見舞金費用を補償する専門業務事業者賠償責任保険「賃貸管理リスクガード」を2010年4月に発売している。そして今回、「賃貸管理リスクガード」の引受経験と家主・管理業者各社からの強い要望にもとづき、家主に対し直接保険金を支払う「オーナーズ・セーフティ」を開発したとのこと。
「オーナーズ・セーフティ」による補償は、賃貸住宅入居者の自殺・犯罪死・孤独死の発生により家賃収入が減少した場合、敷金を超える原状回復費用を支出した場合、遺品整理費用等の事故対応費用を支出した場合、同種の事由(自殺・犯罪死・孤独死)が再発しないよう防犯カメラを設置するなどの事故再発防止費用を支出した場合に行われる。
「オーナーズ・セーフティ」補償項目および支払限度額 |
「オーナーズ・セーフティ」保険料水準 |