ユニクロは25日、都内で2011年「暖パン。」商品説明会を行った。今年はジーンズシリーズにウォームイージーシリーズも加え、全14アイテムを展開する。
同社は冬の寒さを乗り切る"防寒3種の神器"として、発熱・保温インナー「ヒートテック」、軽くて暖かいアウター「ウルトラライトダウン」、そして足元から温める高機能ファッションボトムス「暖パン。」を提案。今冬も東日本大震災などの影響で節電が見込まれ、屋外のみならず室内の防寒対策も必要になることから、「暖パン。」の商品ラインナップを拡充し、数量を増産して販売する。
ウォームイージーシリーズは大人用(男女)から子供用まで幅広くそろえ、すべて1,500~1,990円とリーズナブルな価格帯に。主力商品となるウォームイージーパンツでは、裏地にフリースを使用し、履いた瞬間から暖かさを感じられるアイテムとなった。メンズではカモフラ柄を採用している。
ウィメンズではウォームイージースカートも登場。無地とチェック、プリントの3タイプを用意した。同商品はリバーシブルタイプの巻きスカートとなっており、スカートだけでなくケープ(肩掛け)、ブランケットとさまざまな用途で使用できるという。
ジーンズシリーズは昨年と同様、ユニクロと繊維メーカーの東レ、デニムメーカーのカイハラの3社が共同開発した。
ウィメンズのヒートテックスキニーフィットストレートジーンズ、メンズの防風ジーンズの2タイプがあり、今年はデニム地を柔らかくして履き心地を改良したほか、防風ジーンズはサイズを拡大(昨年7サイズ、今年は10サイズ)して展開するとのこと。価格も昨年より1,000円安い3,990円となった。
「暖パン。」着用のコーディネートスタイル(メンズ)
写真1 | ウォームイージーカーゴ(ブラック)、ヒートテッククルーネックT(ダークグレー) フリースフルジップジャケット(レッド)、ダウンジャケット(カーキ) |
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写真2 | ウォームイージーパンツ(ダークグリーン)、ヒートテッククルーネックT (ダークグレー)、スウェットシャツ(ダークブラウン)、プレミアムダウン ウルトラライトジャケット(ネイビー) |
写真3 | 防風レギュラーフィットジーンズ(ブルー)、ヒートテックタートルネックT (オフホワイト)、プレミアムダウンウルトラライトジャケット(レッド) ウールダッフルコート(ブラック) |
「暖パン。」着用のコーディネートスタイル(ウィメンズ)
写真4 | WウォームイージースカートB(ピンク)、WヒートテックタートルネックT(ブラック) Wニットカウチンカーディガン(ネイビー) |
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写真5 | Wウォームイージーカーゴパンツ(ベージュ)、WヒートテックタートルネックT(パープル) Wプレミアムダウンウルトラライトジャケット(オフホワイト)、Wヒートテック レッグウォーマーフェアアイルA(ブラウン) |
写真6 | Wヒートテックスキニーフィットストレートジーンズ(ネイビー)、Wヒートテック フリースタートルネックT(オフホワイト)、Wプレミアムダウンウルトラライトコート (ネイビー)、Wケーブルスヌード(オフホワイト) |
商品説明会では、ユニクロ取締役の大笘直樹氏が、「暖パン。」開発の経緯について、「バイクに乗る人をはじめ、八百屋さんや魚屋さんなど、外での仕事が多い人からも、『寒い冬をしのげる暖かいパンツを作ってほしい』との声が届いていました。昨年、市場に投入して反応をみた上で、今年から本格的に展開していきたい」と説明。「お客様のニーズに応えて改良を重ね、エコや節電が必要とされる環境下で、『暖パン。』は消費者が一番求めている商品になれるのではないかと思います」と強調した。
なお、ユニクロは31日より、「暖パン。」初のテレビCMを放映予定。商品説明会では広告キャストの山口素弘氏(サッカー解説者)、福藤豊選手(H.C.栃木日光アイスバックス所属のアイスホッケー選手)、東野翠れん氏(フォトグラファー)も登壇し、約10年前と現在の防寒ルックを比較しつつトークを展開した。