毎日コミュニケーションズは、現場で知りたいことをさっと調べるにも、作例づくりを通して実践力を養うにも役立つ解説書『Photoshopデザインの教科書』(永山昌克、姫野大輔 著)を発売した。価格は2,604円。
本書は、画像編集の基礎、Photoshopの機能と使い方の習得、実制作の3ステップカリキュラム構成。PART1では、Photoshopで扱うデジタル画像の基本知識を解説。PART2では、さまざまな作品作りのベースとなるPhotoshopのツールや機能を紹介している。どういう場合にどの機能を使うべきか、またその機能がどのような働きをするのかを詳細に解説しており、読者が自分の作品づくりで応用していけるような基礎力を養える。
PART3では演習編として、写真作品を仕上げる工程を、1つ1つ丁寧に説明。工程を順に追っていくことで、PART2では個別に学んできたツールや機能を、どのような順番で組み合わせて使っていくかを理解することができる。また、Photoshopの機能の使いこなしとは別に、写真作品を仕上げるための加工・補正・合成のアイデアそのものを知ることができる。
Photoshopを使ったことがない人でも読めるようやさしく解説しながらも、自分なりの作品づくりを可能にする知識やアイデアが詰め込まれている。自然でかっこいい写真作品を作ってみたい人にはぴったりの1冊。
なお、学習用のサンプルファイルはサイトからダウンロードできる。CS~CS5(CS5.1)に対応。本書の内容は、CS5の画面で説明している。