日本興亜損害保険はこのほど、「Eco-Net約款」などを利用した東日本大震災の義援金寄付の取組みについて、5月分の利用件数および義援金額を発表した。
同社は5月1日から9月30日まで、復興支援策として、自動車保険を契約する際にWebサイト上で契約内容や特約を確認する「Eco-Net約款」などを選択すると、同社負担で1件につき50円(同社負担)を義援金として寄付する取組みを実施している。あわせて、自動車事故の修理の際に樹脂バンパーを交換ではなく補修した場合、あるいは修理の際にエコパーツ(リサイクル部品)を利用した場合にも、同様の取組みを行っている。
今回同社は、これらの取組みによる5月分の集計を完了し、義援金額を発表。それによると、自動車保険Eco-Net約款・Web確認の利用件数は9万2,731件(前年比377.7%)で、義援金額は463万6,550円、エコパーツ活用・樹脂バンパー補修の利用件数は4,880件(同115.4%)で、義援金額は24万4,000円、合計義援金額は488万550円に達したという。
なお、被災地への義援金は5月~9月分を10月以降に一括で寄付する予定。