富士火災海上保険は8月2日、つくば国際会議場(茨城・つくば)にて「東日本大震災から学ぶBCPセミナー」を開催する。対象は経営者および幹部、経営企画部門の社員などで、定員は50名(1社2名まで)。参加費は無料。

東日本大震災の発生により、多くの企業では従業員などの人的損害、設備の損害、原材料等の供給停止、サプライチェーンの寸断などによって生産(営業)休止となったのに加え、原発問題や電力不足など、企業活動の先行きが読めない部分も残る。また、今回影響が少なかった企業でも、事業継続計画(以下、BCP)の重要性に対する関心が高まっているという。

そうした中で、今回のセミナーでは企業として東日本大震災から学ぶべき教訓と課題を整理した上で、今後の対策・対応について考察する。特にBCPの策定や見直しを検討している企業に対して、構築・見直しのヒントを提供するとしている。

講師は、同社シニアリスクアナリスト リスクマネジメントサービス担当の船坂広男氏。セミナー内容は、「東日本大震災から学ぶ教訓と課題」、「BCPとリスクマネジメント-ねらいとリスクの対象を整理」、「BCP策定のポイント-中核事業の把握と財務対策」などとなっている。

参加希望者は、同社Webサイトから参加申込書をダウンロードして、必要事項を記入の上、FAXで申込みを行う。受講票は受付完了後にメールにて送信される。

「東日本大震災から学ぶBCPセミナー」概要

  • 日時 : 8月2日 14:30~16:00

  • 会場 : つくば国際会議場小会議室303 茨城県つくば市竹園2-20-3

  • 参加費 : 無料

  • 定員 : 50名(1社2名まで、募集は定員に達し次第終了)