アクサ損害保険(アクサダイレクト)はこのほど、東日本大震災の被災者を支援するため、義援金254万円を日本赤十字および被災地のペットを支援する組織「緊急災害時動物救援本部」に寄付したと発表した。
同社は4日から8日の期間に、社内において募金活動を実施。社員から寄せられた金額127万円に、同社がマッチングファンドとして同額を拠出し、計254万円を日本赤十字および緊急災害時動物救援本部に義援金として寄付したという。緊急災害時動物救援本部は、日本動物愛護協会、日本動物福祉協会、日本愛玩動物協会、日本獣医師会の4団体で組織され、被災動物の救護等のための人材派遣や物資・資金提供などを行っている。
また、同社が所属するアクサグループでは、世界のグループ社員から寄せられた募金総額と同額を会社がマッチング拠出し、計約3,700万円を公益社団法人「Civic Force」に対して寄付したと発表。Civic Forceは、大規模災害時に効果的な支援を行うために設立されたNPO / NGO・企業・政府・行政の連携組織で、今回の震災でも迅速な救援活動を行っている。4月5日にはCivic Forceの協力の下、同グループチェアマン兼CEOのアンリ・ドゥ・キャストゥル氏らが気仙沼と仙台を訪れたとのこと。
なお、同グループは今回の寄付とは別に、総額約1億3,000万円の義援金寄付を3月23日に発表している。