日本道路協会は、『道路震災対策便覧(震災危機管理編) 』を発売した。価格は4,200円。
平成16年に発生した新潟県中越地震の課題・教訓を踏まえて、道路に関する震災危機管理についてまとめたもの。道路管理者が地震後の活動についてあらかじめ定めておくべき計画や、とるべき行動などを整理している。また、新潟県中越地震等における道路管理者の活動事例なども掲載。被災後の交通網やライフライン等の確保、危機管理のために有用な技術・知識を集約した便覧となっている。
「総則(便覧の目的と適用範囲/用語の定義 ほか)」「平常時における危機管理(地震時の対応時系列/ 既往地震から得られた課題・教訓 ほか)」「地震発生後の対応(初動体制の種類/ 地震・津波情報の収集 ほか)」「連携・支援(連携体制の構築/ 情報を共有し提供するための連携のしくみ ほか)」の4章構成。付録資料として、関係法令・計画等や地震時の対応時系列(事例紹介)等も収録。
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