東京オートサロン2011の中でも、ひときわ大きいブースを展開するのは国産自動車メーカーだ。今回は、トヨタと日産のブースを紹介しよう。

身近な屋台をイメージしたというトヨタブース

ファン同士がブース内で交流を - トヨタ/GAZOO Racing

トヨタは、"身近な屋台"をイメージした親しみやすいブースに仕上げた。車両の展示以外にも自動車ファン同士がブースの中で交流できるようにとスペースを確保。ステージイベントが行われていない間は、ステージ前にイスを並べて自由にファン同時がクルマの話で盛り上がれるように配慮している。自動車ファンとGAZOOブースが一緒になって、オートサロン全体を盛り上げていこうというスタンスとのこと。

車両展示は、GAZOO Racingの「2010ニュルブルクリンク24時間耐久レース」クラス優勝車「LEXUS LFA」、参考出品である「GRMN iQ Racing Concept」を中心に、よりレーシーなカスタムカーとドレスアップカーに分けて展示されている。

「2010ニュルブルクリンク24時間耐久レース」クラス優勝車はLEXUSのスーパースポーツモデル「LFA」ベースの「GAZOO Racing LEXUS LFA」。4.8L V10エンジンで最高出力は367kW(500ps)以上。ボディはCFRP製

発表直後1週間で完売した「iQ GRMN」をベースに、スーパーチャージャーやロールケージを装着した「GRMN iQ Racing Concept」

あのヨタハチが電気自動車になって登場。トヨタ東京自動車大学校から「TOYOTA SPORTS EV-TWIN」が参考出品。水平対向ツインモーターとリチウムイオン電池を搭載し時速160km以上、1回の充電での走行距離は100km。ボディの塗装は水性塗料とのこと

富士スピードウェイからは、GT参戦車両「COROLLA Axio apr GT」が出品。ゼッケン74は、全国のカローラ販売店74店舗を意味している

トヨタ技術会からは「TES CONCEPT T-SPORTS」が参考出品。これは、トヨタ社内の有志団体TES(トヨタ技術会)の「欲しいクルマアンケート」で要望の多かった"手ごろなスポーツカー"を会員の手によって実車化したもの。軽量コンパクトなFRスポーツとなっている

参考出品のLEXUS「IS F CCS-R(Circuit Club Sport Racer)」。生粋のクラブレーサーとして、ホワイトボディから製作。約300kgの軽量化を実現している

Gスポーツから参考出品されるのは「プリウスG Sports Concept」。レーシーな雰囲気の内外装のほか、15mmのローダウン化や床下ボディ補強、ロッカー部溶接追加などで剛性も高くなっているという

Gスポーツから参考出品された「ヴィッツG Sports Concept」。プリウスと同様に、内外装や剛性が強化されている

モデリスタは「ヴィッツ MODELLISTAバージョン」を展示。モバイルレーサーをコンセプトに新世代ホットハッチを表現。こちらは市販車両で、価格は税込227万4095円(オプション含む)

リーフ エアロスタイルコンセプトが注目を集める日産

サーキットをイメージしたという日産ブース。昨年12月に発売されたリーフをスポーティーにカスタムした「リーフ エアロスタイルコンセプト」がブース中央に展示され、ひときわ注目を集めていた。また、2010 SUPER GTに出場したNISMO「MOTUL AUTECH GT-R」をガレージのイメージで展示するなど、 雰囲気作りを徹底していた。

参考出品の「リーフ エアロスタイルコンセプト」。丸みを帯びたデザインが特徴のリーフだが、エアロパーツをふんだんに取り入れてスポーティーなイメージを表現している

「NISMO GT-R RC」は、R35 GT-Rをベースにスリックタイヤへの適合、軽量化、安全装置の装着等を行ったサーキット走行専用車両。溶接式ロールゲージや120LのATL安全燃料タンク、エアジャッキを装備し、世界各国で行われているプロダクションレースに出場が可能。価格は2079万円

コンセプトモデルとしてエルグランド ライダーをベースにした「ELGRAND Rider PREMIUM CONCEPT」も出品されていた。走行性能チューニングのほか、迫力のエクステリアと上質感あふれるインテリア。通常3列シートを2列にし、ゆとりのある後列シートにしているのも特徴

ガレージのイメージで展示されているNISMO「MOTUL AUTECH GT-R」。2010 SUPER GTに出場。エンジンは新規開発のVRH34Aを搭載し、タイヤはミシュラン。排気量3,396ccで最高出力は450PS以上