マクロミルはこのほど、「冬の食卓に関する調査」の結果を発表した。対象は20歳以上の既婚男女で、有効回答数は500。調査期間は11月17日~18日。
「冬の一家団らん」をイメージするメニューについて質問したところ、「お鍋」が断トツの1位で75.6%となった。続く2位は「すき焼き」(10.0%)、3位「おでん」(6.8%)。さらに既婚女性に対し、「この冬家庭でお鍋の頻度が増えるか減るか」とたずねたところ、「増えると思う」(72%)、「減ると思う」(1%)、「変わらないと思う」(26%)という結果になった。増える理由については、「作るのが簡単だから」(75%)が最も多く、「栄養バランスがよいから」(66%)、「今年の冬は寒そうだから」(55%)などが続いた。
次は既婚男性に対し、「この冬家庭でお鍋の頻度が増やして欲しいか減らして欲しいか」と聞いたところ、「増やして欲しい」が45%、「現状のままがよい」は52%。「減らして欲しい」は3%で、その理由は「好きだが今でも頻度が高い」「多すぎると飽きる」などがあがっていたとのことだ。
また、各家庭での「定番のお鍋」について質問したところ、1位は「寄せ鍋」(44%)、2位「水炊き」(41%)、3位「すき焼き」(36%)となった。また、「最近、頻度が増えてきた『新定番のお鍋』」については、1位「チゲ鍋」(13%)、2位「カレー鍋」(12%)、3位「おでん鍋」(9%)という結果になっている。「この冬食べてみたい『変わり種鍋』」は、1位「チーズ鍋」(23.4%)、2位「タジン鍋(蒸し鍋)」(23%)、3位「トマト鍋」(22%)となった。
最後に、「家庭で試しておいしかったお鍋の具材やアレンジ方法」を自由回答形式で質問すると、「一般的な野菜鍋に、自然薯の生とろろを団子にしていれる。又は、〆のオジヤのうえに冷たいとろろを乗せる。熱さと冷たさが絶妙です」(62歳男性)、「おでんの後は出汁がいっぱい効いているので、カレールーを入れてカレーうどんにするととても美味しく、体もぽかぽか」(43歳男性)、「すき焼きにじゃがいも。肉じゃがみたいでおいしいです。あと、大根も入れたりします。味がしみておいしいし、小さい子でも食べられます。」(28歳女性)などの回答が集まった。