3【FX テクニカル クロス円】ポンド円

リーマンショック以前の高値からの長期下降チャネル上限ライン付近を先週さまよっていたが、ついに上抜ける状態となっている。ただ、今年のレンジ(145.98-126.50)で見た場合には、38.2%の134円付近までの回復となっていることから、継続性を確認したほうがよさそうだ。

RSIではダイバージェンスが見えているようで、週末ということもあり、利益確定が出てくる可能性がある。もっとも、ポンド円の地合いに大きく寄与するEURGBPが下値模索をしている間(つまりポンド買い方向)は、下値が維持される可能性が残されている。

上値ポイントでは前日の高値(134.23)、日銀介入後の高値(135.06)など下落局面及び今年のレンジて見た調整ポイントが138円台まで控えており、10月からの上昇力は鈍化していくことになるか。

逆に下値は今年のレンジで見た38.2%ポイントが今週初めの高値付近で推移しており、133.80-134.00水準を目先割り込んだ場合には、調整局面に入りやすくなるか。その場合には、今週の安値が最初のターゲットとなり、10月安値からの調整ポイント・安値ポイントをそれぞれ試していくことになろう。

はたして、ウィリアム王子効果が持続できるのかどうかというポイントも注意しておく必要があるのであろうか?

ポンド円 日足