1991年ブラジルGP初優勝での歓喜にむせぶアイルトン・セナを、実姉ヴィヴィアーニ・セナと実母ネイーディ・セナによる徹底監修で立体化

コトブキヤは、アイルトン・セナ財団公式フィギュア第二弾として『ファインアートスタチュー アイルトン・セナ -生誕50周年バージョン』を2011年1月に発売する。1991年ブラジルGP表彰台でのセナの姿を立体化したもので1,500個の限定生産。価格は21,000円。

日本では"音速の貴公子"の愛称で多くのファンに愛されたアイルトン・セナ。1994年のサンマリノGPでの悲劇的な事故で亡くなるまで、3度のワールドチャンピオンに輝くなど、F1界に数多の記録と記憶を残した天才ドライバーだ。しかし、そんな彼も母国であるブラジルGPではなかなか勝つことができなかった。初めてトップでチェッカーフラッグを受けたのはF1参戦から数えて8年目。その時のマイクを通じて聞こえてきたセナの子供のような嗚咽に、もらい泣きしたファンは少なくはないだろう。

生誕50周年を記念して今回発売されるフィギュアは、この印象深い1991年ブラジルGPでのセナの姿を1/6スケールで立体化したもの。過酷なドライビングの影響で、あやうく落としそうになったトロフィーを、再び持ち直して高々と抱え上げた表彰台でのワンシーンが再現されている。レーシングスーツやシューズ、トロフィーの細部に至るまで、オフィシャル画像素材を元に忠実に再現した精緻な造形は、まさに当時の大歓声が聞こえてきそうな完成度だといえよう。

素材は再現性に優れたコールドキャスト。表情やスーツの質感が実にリアルだ

パッケージは写真入りの特別仕様でセナ財団の50周年記念ロゴ入り。フィギュアの台座裏にも同ロゴが印刷され、シリアル番号も記載される。