大阪証券取引所は1日、2010年5月の売買状況について発表した。これによると、2010年5月のFX取引『大証FX』の取引高は、前月比121.4%増の310,883単位、取引金額は同105.5%増の3,093億円だった。月間取引高は4カ月連続で前月を上回り、市場開設来最高を記録した。

2010年5月の先物取引は、「日経225先物」の取引高が前月比40.2%増の2,297,285単位、取引金額が同27.0%増の23兆1,685億円、「日経225mini」の取引高が前月比33.7%増の12,700,548単位、取引金額が同21.4%増の12兆8,315億円だった。

2010年5月のイブニング・セッション(ES)の取引高は、前月比74.5%増の388万3,978単位(初めて300万単位台)となり、月次ベースで過去最高となった。対日中取引比率も24.50%と、初めて20%台に乗せ、過去最高を更新した。商品別の取引高では、日経225miniのES取引高が267万1,988単位と初めて200万単位台に乗せ、日経225オプションのES取引高が86万727単位と、ともに過去最高を更新。日経225先物のES取引高は、35万1,263単位と過去最高水準を記録した。

ES取引高・対日中比率推移(出典 : 大阪証券取引所報道資料)