外国為替保証金取引(FX)サービスを提供するフォーランドフォレックスは19日、2月9日午後6:00ごろから主要通貨ペアの新規注文の受付けや新規口座開設の受付けを再開したのに続き、19日午後1:00ごろから、全通貨ペア(17種)の新規注文の受付けを再開したと発表した。

同社は、2010年1月26日午後1:00ごろから、カバー取引先金融機関に預託する必要がある保証金の不足懸念に対応するため、緊急的な対策として、建玉数量の増加に歯止めを掛けるための各種措置(新規注文の受付一時停止、新規口座開設の受付一時停止など)を実施。

この後、「保証金額の圧縮や資金調達、及び新規カバー取引先金融機関との取引条件の見直しなどにより状態の改善が大きく進んだ」として、2月9日午後6:00ごろから順次、主要通貨ペアの新規注文の受付や新規口座開設の受付けを再開していた。

今回、19日午後1:00ごろから、全通貨ペア(17種)の新規注文の受付けを再開した。

同社では、「自己資本規制比率は2009年12月末現在で434.2%と高い水準を保っており、経営基盤に一切の問題はなく、顧客からの預かり資産については、信託保全スキームにより厳格に区分管理されている」と説明。

また、2010年春には、以前から準備を進めていた「トレール注文」「クォート+OCO 注文」「成行+OCO 注文」など発注機能を大幅に強化した新システムを投入し、「より強固かつ魅力あるビジネスモデルに切り替える予定」(同社)としている。