マイコミジャーナルは10日、自動売買システムの運用成績を競う親子限定コンテスト「親子でFXをまなぼう エコトレ・コロシアム」の週次運用成績(2月1日~8日)を発表した。

同コンテストでは、ひまわり証券「エコトレFX」で提供している売買モデル5種類×3通貨ペア=計15種類の中から2種類を選び、運用終了時点での運用結果を競う。1月31日で応募を締め切り、運用終了時点(3月14日)での運用結果(最終的な成果の和の高さ)を競っている。

8日までの運用成績は、有利と判断し、タイミング良く攻撃を仕掛けた「ボラティリティランナー」が好成績を残す結果に。「ボラティリティランナー」と同じ順張りシステムの「ブレイクサーファー」は、攻撃に出るのが早すぎて返り討ちという様相となっている。次いで、順張りの「MAマスター」と逆張りの「Rブレイカー」も、それぞれタイミングを見計らって攻撃を仕掛けたものの、マテリアル(通貨ペア)による差が出ている。

マテリアル(通貨)の動きをみると、5日に起きたバンク・オブ・アメリカ前CEO起訴を受けて通貨が総崩れとなり、対象3通貨ペアとも、2~3円急落、全面円高となった。その中でも特に動いたのがユーロ/円で3円の幅。ドル/円は2円の幅。豪ドル/円も3円ブレイクしたものの、その後の戻りが早かったため、損益額はそれほど大きくはなっていない。

順位では「ボラティリティランナー ユーロ/円」が+3万1,800円でトップ。2位は「MAマスター ドル/円」で+3万700円だった。3位以下は以下の表を参考にしていただきたい。

「エコトレ・コロシアム」の週次運用成績(2月1日~8日)

順位 売買モデル 通貨ペア 損益額 売買回数 勝ちトレード回数 負けトレード回数 期間損益 勝率
1 ボラティリティランナー ユーロ/円 31,800 3 2 1 3.18 66.67%
2 MAマスター ユーロ/円 30,700 6 2 4 3.07 33.33%
3 ボラティリティランナー 豪ドル/円 19,700 6 3 3 1.97 50.00%
4 ボラティリティランナー ドル/円 10,200 6 3 3 1.02 50.00%
5 Rブレイカー ドル/円 5,500 1 1 0 0.55 100.00%
6 MAマスター ドル/円 3,000 6 2 4 0.3 33.33%
7 ブレイクサーファー ドル/円 1,800 4 2 2 0.18 50.00%
8 Rブレイカー ユーロ/円 900 1 1 0 0.09 100.00%
9 Rブレイカー 豪ドル/円 -700 1 0 1 -0.07 0.00%
10 MAマスター 豪ドル/円 -1,900 6 2 4 -0.19 33.33%
11 ブレイクサーファー 豪ドル/円 -6,400 4 1 3 -0.64 25.00%
12 2タイムチャンピオン 豪ドル/円 -9,900 2 0 2 -0.99 0.00%
13 2タイムチャンピオン ドル/円 -13,000 3 0 3 -1.3 0.00%
14 ブレイクサーファー ユーロ/円 -18,300 4 1 3 -1.83 25.00%
15 2タイムチャンピオン ユーロ/円 -21,100 3 0 3 -2.11 0.00%
※時間枠はいずれも60分足