スタンダード&プアーズは9日、日本おいてCapital IQ(キャピタルIQ)部門を創設したと発表した。
Capital IQは企業分析、クオンツ分析や情報を提供する総合的な金融情報ソリューション・プラットフォームで、「世界中にすでに4,200以上の金融機関や法人に利用されている」(スタンダード&プアーズ)。
主な特長として、「迅速かつ正確に提供される詳細な財務情報」「利用者の業務に沿って自由に分析ができる柔軟性あるアプリケーション」「アルファ獲得を目指すための高度なクオンツ分析、ポートフォリオ管理ツール」などがある。
操作の容易性と、一つのプラットフォームで「調査」「分析」「評価」「管理」「資料の作成」のニーズを充足させる総合的なソリューションを提供する点に強みがあり、「投資プロセスの透明性や効率と情報投資コストの削減を実現する」(同社)としている。
今回東京で設立されたCapital IQ部門には、クライアント・サポート、商品・情報スペシャリストを含む、金融情報サービス業界で平均12年以上の経歴を有するスタッフが勤務。同部門の部長には、スタンダード&プアーズ・ヴァイス・プレジデントの田村桂子氏が就任する。