サイバーエージェントFXは8日、外国為替証拠金取引(FX)のプラットフォーム「C-NEX(シーネックス)」を用いた法人(特定投資家)向けカバー取引サービスの第1号提供先が、三京証券の「オクトFX」に決定したと発表した。今回の決定により、同社は三京証券に対して2010年2月8日よりカバー取引サービスの提供を開始する。
C-NEXは、国内初の「Currenex Classic」を採用したプラットフォームで、2009 年 12月に特定投資家向けのB2B サービスとして開始した。コメルツ銀行やJP モルガン・チェース銀行など世界有数の金融機関11行(2010年2月8日時点)をカバー先とし、流動性が高く、低スプレッドでのプライスを配信するのが最大の特徴。2010年3月からは、一般投資家向けのB2Cサービスの提供も予定している。同社は「低スプレッドの流れを受け、インターバンクでよく使われ、流動性が高く、低スプレッドでのプライス配信が可能なプラットフォームを採用するに至った。現在はB2B サービスのみだが、今後はキャンペーンなどによってB2Cサービスの普及啓発に努めたい」と話している。