月刊少年シリウス(講談社刊)の人気連載『怪物王女』。その最新コミックス第10巻が本日発売された。第10巻は通常版と限定版の2ラインナップで、限定版に稲川淳二が怪演する怪談「生贄の村」と、オーディオドラマ「廃屋王女」を収録したオリジナルドラマCDが同梱される。

本日11月20日に発売された『怪物王女』第10巻、左が限定版で右が通常版

オリジナルドラマCDの「Aパート」となる「廃屋王女」は、第10巻に収録されているストーリー「廃屋王女」をオーディオドラマ化したもの。キャストは2007年にTBSで放送されたTVアニメ『怪物王女』でおなじみの声優陣が再結集しており、脚本は、『夜桜四重奏』や『ローゼンメイデン』で監督を務めた松尾衡氏が手がけている。

一方、「Bパート」となる「生贄の村」は、コミックス4巻に収録されている人気エピソード「生贄王女」を元に、原作者である光永康則氏自らがシナリオ原案を新たに書き下ろした意欲作。「生贄王女」で語られたストーリーを別視点で再構築したもので、怪談の語り手として第一人者である稲川淳二との夢のコラボレーションが実現している。

ドラマパートとなるコミックスで読む「廃屋王女」と耳で感じる「廃屋王女」の両方を、限定版で楽しんでみよう。

オーディオドラマ『廃屋王女】おもなキャスト
姫 / 川澄綾子◆ヒロ / 大浦冬華◆フランドル / 河原木志穂◆リザ / 甲斐田裕子◆令裡 / 能登麻美子◆紗和々 / 皆口裕子◆敵 / 大橋隆昌

こちらはオリジナルドラマCDのジャケットイメージ

ドラマCD付き限定版コミックス『怪物王女』第10巻は、本日2009年11月20日発売で、価格は1,980円。同じく本日発売された通常版の価格は580円となっている。

(C)光永康則/講談社