フィアット グループ オートモービルズ ジャパンは、2L(リッター)スポーティーコンパクトカー「アルファロメオ 147」のラインナップをリニューアルし、10月10日より発売する。価格は290万円から320万円。
今回販売が開始されるのは、直列4気筒1,969ccエンジンと、ATモード付5速シーケンシャルトランスミッション「セレスピード」を搭載する5ドアハッチバック、右ハンドル仕様の「アルファ ロメオ 147 スペチアーレ」(Alfa Romeo 147 Speciale)をベースとした3グレード。
ベースとなる「147 スペチアーレ」は、セレスピード搭載車として初めて300万円を下回る価格が設定された。フルオートエアコンやVDC(ビークル・ダイナミックコントロール)、マルチファンクションディスプレイなどを装備している。
「147 スペチアーレ プレミアム」は、シートヒーターを内蔵し、助手席側も高さ調整が可能となったレザーシートを装備する。ほかにもキセノンヘッドライト (ロービーム) 、ヘッドライトウォッシャー (ポップアップ式) などを搭載。また、これまでオプション設定だったメタリックカラーが標準設定となり、より購入しやすくなった。
「147 スペチアーレ スポーツ」は、スポーツサスペンション、17インチアロイホイール、215/45R17 タイヤ (前述2グレードは205/55R16) を装備したスポーティなモデル。シートもレッドステッチでトリムされたスポーツレザーシートを採用した。さらに、ルーフライニングはブラックとなり、メーター周りもスポーツ専用デザインとされた。そのほか、レッド仕上げのブレーキキャリパー、リアルーフスポイラー、プライバシーガラスなどを装備している。