本田技研工業は27日、スポーティな走りと洗練されたスタイリングが特徴の上級セダン「インスパイア」について、静粛性の向上を図るとともにアイボリー内装を追加し、販売を開始した。価格は330万円(35TL)と390万円(35iL)。
インスパイアは、走行状況にあわせて燃焼気筒数を切り替える「可変シリンダーシステム(VCM:Variable Cylinder Management)」を採用した3.5L(リッター)のV型6気筒エンジンを搭載した4ドアセダン。また、国産3.5Lクラスのセダンで唯一の無鉛レギュラーガソリン仕様(ホンダ調べ)でありながら、206kW(280PS)、342Nm(34.9kgm)の高出力、高トルクを得ている。
今回の一部改良では、ドアや車体フロント回りなど、音の経路に遮音材を追加し静粛性の向上を図るとともに、要望の高かったアイボリー内装(レザーインテリアに設定)を追加設定した。インテリアカラーは、従来のビターブラック、ブラックと合わせて3種類になる。