本田技研工業は、4ストロークエンジン搭載のモトクロス競技専用車「CRF250R」をフルモデルチェンジするとともに、「CRF450R」の出力特性や操縦安定性など戦闘力を向上させ、2010年型モデルとして9月11日に発売する。価格は「CRF250R」が72万4500円、「CRF450R」が87万1500円。なお、両モデルとも公道走行はできない。

CRF250R

CRF250Rは、使用環境の変化に緻密に対応できるバッテリーレスのPGM-FI(インジェクション)を新たに採用。エンジンを新設計し小型、軽量、低重心化を図りながら、高出力でコントロール性に優れた扱いやすい出力特性を実現している。フレームも新設計とし、小型軽量化するとともに高剛性化を達成。車体の低重心化とスイングアーム延長によるロングホイールベース化によって加速性能を向上。その他、前後サスペンションの設計変更やPGM-FI採用による燃費向上により燃料タンクを小型化、トータルで大幅な戦闘力の向上を実現したという。

CRF250Rの主な仕様は、全長2,187mm×全幅827mm×全高1,273mm、ホイールベース1,493mm、シート高955mm、車両重量102.7kg、水冷・4ストロークSOHC単気筒エンジン、249.4cm3(ボアφ76.8×ストローク53.8mm)、最高出力32.0kW(43.5PS)/11,000rpm、最大トルク29.4Nm(3.00kgm)/8,000rpm、5速リターン、キック式スターター、タンク容量5.7L、タイヤ:前80/100-21 51M/後100/90-19 57M。

CRF450Rは、PGM-FIのプログラム変更による出力特性の向上、サスペンションのセッティング変更による操縦安定性の向上など、各部の熟成を図った。

CRF450Rの主な仕様は、全長2,191mm×全幅827mm×全高1,273mm、ホイールベース1,491mm、シート高954mm、車両重量106.9kg、水冷・4ストロークSOHC単気筒エンジン、449.7cm3(ボアφ96.0×ストローク62.1mm)、最高出力41.5kW(56.4PS)/8,500rpm、最大トルク50.3Nm(5.13kgm)/7,000rpm、5速リターン、キック式スターター、タンク容量5.7L、タイヤ:前80/100-21 51M/後120/80-19 63M。

CRF250R

CRF450R

ストリップ(CRF250R)

φ240mmフロントブレーキディスク (CRF250R/450R)

SHOWA製フロントフォーク。スライドパイプ径φ48mm (CRF250R)

リアクッションユニット (CRF250R)

Hondaプログレッシブステアリングダンパー (CRF250R)

PGM-FI インジケーター一体型エンジンストップスイッチ (CRF250R/450R)

PGM-FIスロットルボディ (CRF250R)

ユニカムバルブシリンダーヘッド (CRF250R)

ミニスカートピストン (CRF250R)

PGM-FI セッティングツール ※オプション (CRF250R/450R用)