アートディンク(東京・中央)は23日、ニンテンドーDS対応ゲームソフト『A列車で行こうDS』を発売する。鉄道会社経営と街作りの両方を楽しめる経営シミュレーションゲームとのこと。丁寧なチュートリアルモードがあるため「PCゲームの人気シリーズに新要素を加え、初めて遊ぶ人でも簡単に楽しめます」(同社)。価格は5,500円。
『A列車で行こう』は1985年にPC版で発売されて以来の人気シリーズで、PCだけではなく家庭用ゲーム機や携帯電話にも移植された。鉄道ファンだけではなく、街作りゲームファンにも親しまれているという。『A列車で行こうDS』は2008年3月に発売された『A列車で行こう8』から1年ぶりの新作で、始めて携帯ゲーム機版となった。
プレイできるマップは12面。そのうち3面はチュートリアルモードが付属する。また、オリジナルマップを作成できるという。基本的な遊び方は、「建物の近くに駅を設置し、線路で駅を結んで列車を走らせる」「列車を運行することで運賃収入が得られる」「沿線の人々が流動するため街が活性化する」「貨物列車で資材を搬入すると、駅周辺がさらに発展していく」とのこと。町が発展すれば鉄道会社の運賃収入が増えるため、さらに路線を延長したり、列車を追加して増収を見込めるという。
本作品には1995年の『A列車で行こう5』以来、14年ぶりにバスとトラックが登場する。鉄道の広域輸送に加えて、バスやトラックの地域輸送を組み合わせて街を隅々までデザインできるという。序盤に登場する車両の種類は少ないが、資金を列車開発、バス開発などに振り分けると新型車両を使用できる。社員の福利厚生や旅行キャンペーンなど、従来のシリーズになかった新しい要素を盛り込んだとのこと。
ダイヤを設定すると列車のすれ違いがスムーズに |
カメラモードで街を散策できる |