プランタン銀座はこのほど、バレンタインデーに対する女性の意識調査を実施した。その結果、本命チョコ、義理チョコ、自分チョコのいずれにおいても、不景気と言われる中で前年より予算がアップした。本命チョコに添えるプレゼントの予算は大幅にダウンしており、その分メインのチョコレートを奮発したいと考える女性が多いようだ。

同調査は2008年12月22日~12月25日の期間に実施され、19歳~67歳(平均年齢35.5歳)の女性292人から回答を得た。バレンタインチョコレートにかける平均予算は、本命チョコは前年275円アップの3,325円、義理チョコは前年143円アップの1,172円、自分チョコは前年469円アップの3,167円。義理チョコにおいては、2002年の調査開始以来、前年に続き過去最高値を記録したという。自分用に購入するチョコには奮発する傾向もあり、最高予算金額は2万円という回答もあった。

2009年のバレンタインデーは土曜日であるにも関わらず、義理チョコを用意する女性は63%に上り、平均個数も前年とほぼ同数の7.7個。義理チョコを贈る相手は、男性上司(60%)が最も多く、父親(49%)、男性同僚(48%)、男友達(34%)、兄弟姉妹(25%)の順となった。

71%が用意すると回答した本命チョコ。本命チョコに添えるプレゼントについては、「用意する」という女性は45%で、具体的にネクタイや洋服、マフラー、手袋などが多い。平均予算は8,103円と前年に比べ2,115円ダウンし、「チョコレート以外に贈るギフトやバレンタインデートの出費は抑える工夫をする女性が多い」(同百貨店)ようだ。なお、手作りチョコレートをする女性は16%に留まり、67%が「しない」と回答した。