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横浜ゴムのブースでは、2008年11月に発表され、この2月から販売がスタートする「ADVAN NEOVA AD08 (アドバン ネオバ AD08)」をプッシュ。東洋ゴムはこの1月から発売する「PROXES C1S (プロクセス C1S)」を展示の中心に置いていた。

東洋ゴムのブースにて

横浜ゴムの「ADVAN NEOVA AD08」は、同「AD07」の後継モデル。"競技用タイヤを除いて、一番速く、一番楽しいスポーツタイヤ"をコンセプトに、モータースポーツタイヤ「ADVAN A050」の技術などを盛り込んで開発されている。AD07に比べて、筑波サーキット(マシンはランサーエボリューションX)のラップタイムで平均0.587秒、ベストタイムで0.711秒も短縮できるという。

オートサロンの会場では壁一面にAD08のすべてのサイズがはめ込まれ、ちょっとした迫力だった。しかし、タイヤサイズのラインナップは15インチ以上のみで、AD07にあった14インチ、13インチが見当たらない。尋ねてみたところ、最初に用意できるラインナップとしてはこれが手一杯で、14〜13インチは現在検討中とのこと。コンパクトカーに乗っているユーザーは、期待して待ちたいところだ。

横浜ゴムのブース

「ADVAN NEOVA AD08」の全サイズを並べた展示。なにやらオブジェのよう

コンパクトなBMWのクーペは、NEOVAを履かせるのに最適

ADVANといえばランエボ。「ADVAN PIAA RANCER」を展示していた

東洋ゴムの「PROXES C1S」はプレミアム・コンフォートタイヤ。高級セダンでの使用を想定したもので、静粛性や乗り心地はもちろん、高速での安定性を重視している。トレッドパターンは非対称だ。

会場ではメルセデス・ベンツやマセラティのクアトロポルテなど、高級車を多く並べ、「C1S」を始めとした「PROXES」シリーズを魅力的に展示していた。また西ホールでのブースのほか、北ホールにもブースを構え、ポルシェなどを並べていた。

東洋ゴム工業のブース。これは西ホールだが、北ホールにも展示ブースがある

発表されたばかりの「PROXES C1S」

ステージの隣にはメルセデスが鎮座

サーキットも想定したスポーツ指向の「PROXES R1R」