アルパインは8日、デジタルメディア・ヘッドユニット1モデルと1DINサイズのヘッドユニット4モデル、2DINサイズのヘッドユニット1モデル、アクセサリー製品を発表した。発売は2月を予定している。

デジタルメディア・ヘッドユニットの新モデル「iDA-X305」

同社の発売するデジタルメディア・ヘッドユニットは、CDやMDなどのドライブ類を搭載せずに、デジタル機器と接続するためのインタフェースのみを搭載したチューナーアンプ。車用に音楽ライブラリーを作らなくても、普段のポータブル音楽環境をそのまま使用できるところがポイント。

「iDA-X305」では、付属のケーブルで、最新モデルも含んだiPodだけでなく、iPhone 3Gも接続可能なほか、USB機器も接続可能。また、ボリュームや曲選択など、iPodと同様の操作性を実現する「デュアルアクションエンコーダー」を装備するほか、曲情報などを表示可能な2.2インチのTFT液晶パネルも搭載する。

オプションの「PXA-H100」との組み合わせで、MultEQによるイコライジングも可能な1DINサイズのヘッドユニット「CDA-106Ji」

ヘッドユニットの各モデルは、iPodやUSB機器などとの接続が可能なCDレシーバーとなる。「CDA-106Ji」は、iPodダイレクト接続ケーブルとUSB接続ケーブルを装備。同じく「CDA-105Ji」は、iPod・USBダイレクト接続ケーブルを装備する。両機種とも、インプリントサウンドプロセッサー「PXA-H100」を利用することで、MultEQによる、社内の音響測定とセッティングが可能となる。

「CDE-102Ji」は、iPodダイレクト接続ケーブルが付属し、フロントパネルにUSBポートとAUX端子を装備する。「CDE-101J」は、フロントパネルにUSBポートのみを装備する。2DINサイズのヘッドユニット「CDE-W203Ji」は、iPodダイレクト接続ケーブルを付属し、フロントパネルにUSBポートとAUX端子を装備する。いずれのモデルも、iPodだけでなくiPhone 3Gにも対応する(CDA-106Jiを除く)。また、すべてのヘッドユニットが、同時発表されたBluetoothインタフェースボックス「KCE-400BT」に対応。Bluetooth対応の携帯電話と接続することで、ハンズフリー通話などを実現する。搭載されているアンプの出力は、全モデルとも50W×4。

フロントにUSBやAUXも装備する2DINサイズのヘッドユニット「CDE-W203Ji」

同時に発表されたアクセサリー製品のリアビジョン「TMX-R1100M」は、10.2型のWVGAリアビジョン「TMX-R1000」に木目調パネルを採用したモデル。「KTX-H510VG」はホンダ「オデッセイ(RB3/RB4)」のサンルーフ無し車に、リアビジョンTMX-R1100/1500/1050を取り付けるためのキット。「KTX-Y08NV」は、トヨタ「ノア・ヴォクシー(H19/6~現在 70/75系)」用のツィーターパネル。「KCX-422TR」は、「KCE-432iV」などのiPod接続ケーブルを使用した際に、新iPodに充電を行うための変換コネクター。「KWE-460E」は、2008/2007年モデルのヘッドユニットに、KCE-400BTを接続するための変換ケーブルだ。

種類 型番 価格
デジタルメディア・ヘッドユニット iDA-X305 4万2,000円
iPod/USB/CDヘッドユニット CDA-106Ji 3万7,800円
CDA-105Ji 2万7,300円
iPod/CDヘッドユニット CDE-102Ji 1万9,950円
CDE-101J 1万6,800円
CDE-W203Ji 2万7,300円
リアビジョン/車種別取り付けユニット TMX-R1100M 6万5,940円
KTX-H510VG 未定
ツィーターパネル KTX-Y08NV 6,825円
iPod充電用変換コネクター KCX-422TR 5,250円
Bluetoothインタフェースボックス KCE-400BT 1万4,490円
旧機種用KCE-400BT接続変換ケーブル KWE-460E 2,100円