10月5日、東京・秋葉原のアソビットシティにおいて、アニメ『のらみみ2(に)』の放映開始とサウンドトラック発売を記念したイベントが行われた。
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居候キャラ・のらみみが、様々な家庭のなかで物語を描いていく。CBCほかにて毎週水曜日深夜1時29分より放映中 |
原一雄が描くマンガを原作とするアニメ『のらみみ』は、この10月よりCBCほかにて第2期の放映がスタート。この日のイベントには、のらみみ役の加藤奈々絵、半田トシオ役の白石稔、音楽担当の中川孝、湖山禎崇監督が登場し、トークを繰り広げた。
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この日のイベント出演者たち。第2期の内容についてやアフレコでのエピソードなど、多岐にわたってトークが繰り広げられた |
湖山監督は第2期の仕掛けとして、登場キャラたちがエンディングで「のらみみ音頭」という音頭を踊る話数があると明かした。会場では監督が振り付けを披露する映像が流され「音頭もこのまま実写でやろうかとも思った(笑)」と監督。その言葉に対して自身アニメ『らき☆すた』のエンディングに実写で登場した白石は「エンディングが実写なんてありえないですよね!」と返すなど、会場を盛り上げてくれた。またこの日は特別に『2』のエピソードから「まんぷくゆきごはん」を特別上映。会場からは上映中に笑いが起こるなど、その出来映えにファンも満足の様子だった。
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半田トシオ役の白石稔は役柄について、「自分がやったなかでも画期的なぐらい変わらない人物です(笑)」と紹介 |
のらみみ役の加藤奈々絵。会場で上映された「まんぷくゆきごはん」について「原作のエピソードを自分の子どもが大好きで、一緒に20回以上は見ました」 |
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音楽担当の中川孝。冒頭「音楽は場面の雰囲気で適当に作りました(笑)」と衝撃の発言をすると、「買った人が目の前にいるから!」と出演者陣から激しいツッコミが |
第1期より引き続きとなる湖山禎崇監督。第2期が始まったばかりながら「まだやり残したことはあります」と、早くも第3期への意欲を見せた |
サウンドトラックについてのトークは、実際に収録曲を流してのスタートとなった。音楽担当の中川が「監督からのオーダーで話数ごとに曲を用意し、全部で250曲は作りました」と話すと、会場からは驚きの声。またスタッフ陣にも大好評ということで、ファンにはお馴染みのテーマ曲『のらみみ』があらためて紹介されると、「雰囲気とバッチリ合っていて、聞いたときに驚いた」と加藤からの賞賛の言葉が聞かれた。
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モニターに映るのが湖山監督が踊る「のらみみ音頭」。「深夜1時ごろに踊り、5、6回は録り直しましたね」とのこと |
アフレコでは第1期から第2期まで、少し間が空いたという白石と加藤。「久しぶりのアフレコとなると、逆に力が入って大変で(笑)」と明かした |
またイベント前には、白石がアソビットシティの1日店長に就任。これは東京国際アニメフェア2008の『のらみみ』ステージで、白石が「サウンドトラックが出たら、自分が手売りしますよ」と軽く発言してしまったのがきっかけで、店頭に立った白石は実際にサウンドトラックほか関連商品を販売し、購入した人には自身のサインを入れた「のらみみブロマイド」をプレゼントした。
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自分の発言が本当になるとはまったく思っていなかったという白石。それでも当日はスーツに身を包み店頭ではVサインでキメ |
商品を購入してくれたお客さんの接客もバッチリ。「道行く人のいぶかしげな目が痛かったですね(笑)」とイベント中に振り返った |
アニメと同じ、ゆったりとした雰囲気のなかで行われた今回のイベント。ぜひ放映中のアニメ、またサウンドトラックで、その世界観を味わってみてほしい。
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左前列より半田トシオ役の白石稔、のらみみ役の加藤奈々絵、左後列より司会の山本健司、湖山禎崇監督、音楽担当の中川孝 |
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『のらみみ』オリジナルサウンドトラックは28曲を収録し、コロムビアミュージックエンタテインメントより発売中。2,625円 |
(C) 原 一雄・小学館/「のらみみ」製作委員会 |