帝国ホテルは、バイキング料理誕生50周年を記念したレストランバイキングを8月31日まで開催している。同ホテルは食べ放題スタイルの料理に「バイキング」の名を付けた"バイキング料理発祥の店"として知られる。

レストラン「インペリアルバイキング サール」店内 開店当時のインペリアルバイキング

帝国ホテルに「バイキング」が登場したのは1958年。大皿から自由に取り分ける北欧の伝統的な料理「スモーガスボード」を学んだ村上料理長(当時)が、ホテル内にレストランをオープンさせる際「バイキング」の名を初めて用いたとのこと。この名称は社内に公募されたもので、当時上映されていた映画「バイキング」の海賊が豪快に料理を食べるシーンがイメージにぴったりだとして採用されたという。

開業当時メニュー表紙

このレストランの開業日にちなみ、同ホテルでは8月1日を「バイキングの日」と制定。前後2カ月間にわたって記念のバイキングを開催している。メニューは、冷製コーンスープとコンソメゼリー、夏野菜と半熟卵のエッグフラメンカ、ローストビーフ西洋わさび添え(いずれもディナー)など約40種類。料金はランチ5,250円、ディナー7,850円(いずれも大人1名)。なおディナーに限り、3名以上で来店の場合に子ども1名が無料となるキャンペーンも実施している(要予約)。

また期間中、同ホテル本館1階正面ロビーでは特別展示「バイキング開業物語」を開催。バイキング開業にかかわるエピソードや当時のメニューなどを写真とパネルで展示するほか、当時の歴史背景や流行などを伝える写真の展示も行う。観覧無料。

50周年記念バイキング

期間 7月1日~8月31日
会場 帝国ホテル本館17階「インペリアルバイキング サール」
時間 ランチ11:30~14:30(ラストオーダー) ディナー17:30~21:30(ラストオーダー)
※土日祝は17:00より
料金 ランチ:大人5,250円、子ども(4~12歳)3,150円
ディナー:大人7,875円 子ども(4~12歳)4,725円
約40種類もの料理が並ぶ