ひまわりホールディングスの100%出資によるオンラインFX取引専業会社「FX ZERO」は、28日より取引サービスを開始した。業界最低水準の取引コストと共に、チャート上にニュースやポジションなど視覚的に捉えられる直感的なトレードシステムを売りにしている。
同社はアクティブなネットトレーダーのニーズに対応したサービスを提供することを目的に2007年10月に設立され、2008年3月にWebサイトを設置、口座開設の先行受付を行っていた。その後、バーチャル取引のリリース等を経て、同日取引サービス開始に至った。
取引手数料は全通貨ペア無料、スプレッドはドル/円で1銭~と業界最低水準。維持証拠金は全通貨ペア1万通貨あたり1万円となっている。また、専用のトレードシステム「FXZERO-CH(エフエックスゼロッチ)」により、チャートパネルの視覚的な情報から注文ができるビジュアルトレード機能や、スピード重視のワンクリック発注など多彩な機能を提供する。
「サービス開始までに時間がかかった」(同社)としながらも、他社と「システムが差別化できることが重要」(同)との考えから、後発ながら「大手に負けない」(同)という自信を見せている。