米ウォルト・ディズニー・スタジオは15日(米国時間)、ディズニーアニメの礎を築いたアニメーター、オリー・ジョンストンの訃報を伝えた。95歳だった。

ジョンストンは"ナイン・オールド・メン"と呼ばれるディズニーアニメの偉大なパイオニアの中の一人に数えられ、また最後の一人でもあった。

1935年にスタジオへ入社。その後43年にも渡るキャリアの中で、彼が携わった作品は『白雪姫と7人の小人』、『ピノキオ』、『ファンタジア』、『シンデレラ』、『不思議の国のアリス』、『ピーターパン』、『眠れる森の美女』、『メリー・ポピンズ』、『ジャングルフット』など、枚挙に暇がない。

中でも『バンビ』に登場するウサギ「とんすけ」の豊かな感情表現や、『ピノキオ』で妖精に嘘をつくたびに鼻が伸びる描写などで非常に高い評価を得ていた。