メルシャンは3月26日、"ウチごはんをごちそうにするワイン"をテーマとした新ブランド「メルシャン Uchi! Gochi!(ウチごち)」から3製品を発売する。同ブランドは飲みやすさを考え、アルコール度数8%~9.5%と低めに設定、さらには容量600mlと通常より容量を少なくして使いやすさを配慮したとのこと。今回発売となる3製品ではそれぞれ、「和食」や「トマトなど酸味のある料理」、「脂こってり料理」とのペアリングが提案されており、料理との組み合わせが行いやすいように工夫されている。市場予想価格はそれぞれ650円前後。

「メルシャン Uchi! Gochi!(ウチごち)」の3製品。左から「和食のコクと甘みがより広がるワイン 赤」「トマトなど酸味のある料理がまろやかになるワイン 赤」「脂こってり料理がさっぱりするワイン白」

「和食のコクと甘みがより広がるワイン 赤」(アルコール分8%)は、煮物や照り焼きなど少し甘みのある料理に好相性とのこと。「トマトなど酸味のある料理がまろやかになるワイン 赤」(アルコール分9.5%)は、トマトソースや酢などを使った酸味のある料理にピッタリという。そして、「脂こってり料理がさっぱりするワイン 白」(アルコール分9.5%)は揚げ物や炒め物などの料理に合うとのことだ。

イメージキャラクターの「ウッチー アンド ゴッチー」

3製品共にアルコール度数を8%~9.5%と低めに設定したことに加え、日本の家庭料理にマッチした味わいを演出しているという。また同シリーズの開発にあたり、料理・栄養研究家で学術博士である佐藤秀美先生が監修を担当し、日本の家庭料理とワインの特性を徹底的に研究したとのことだ。

同社では、「"いつもの家庭料理をおいしく・楽しくするワイン"として、普段の食事にもあう食起点の新提案を行い、ワイン低関与層のお客様のワインに接する機会を拡大させていきたいです」とし、更なるワイン市場の活性化に期待を寄せている。