米クライスラー、マッスルカー「ダッジ・チャレンジャー」を35年ぶりに復活

米クライスラーは、「ダッジ・チャレンジャーSRT8」をシカゴモーターショーで発表、米国では4月から発売を開始する。エンジンは6.1L HEMI OHV V型8気筒で、5速ATトランスミッションが組み合わせられる。駆動方式はFR。米国での価格は3万7,995ドル。ボディカラーは、HEMIオレンジ、ブライトシルバーメタリック、ブリリアントブラック クリスタルパールコートの3色が用意される。国内への投入は未定としている。

ダッジ・チャレンジャーSRT8は、初代を彷彿とさせるデザインに6.1L V8エンジンを搭載したモデル。「ポニーカー」と呼ばれるアメリカンマッスルカーの熱狂的ファン待望の特質を備え、最新の快適装備とテクノロジーを搭載することで、新しい世代のドライバーニーズに応えるとしている。最大出力は425hp(6,200rpm)、最大トルクは310N・m(4,800rpm)。車重は1,878kg。

ダッジブランド&SRTグローバルマーケティング担当を務めるマイク・アッカヴィッティ氏はリリースの中で「新型ダッジ・チャレンジャーSRT8は、現代のマッスルカーに求められる全てを満たすべく作られています。ダッジのアメリカンクラシックを新たに復活させたこのモデルは、タイヤが白煙を上げるほどのパフォーマンスと見る人の目を釘付けにするデザインを備えるとともに、GPSナビゲーションや『キーレスゴー』エントリー、MyGIGインフォテイメントシステム、UConnectハンズフリー通信システムなど、最新テクノロジーを満載しています」と述べている。