アニコム損害保険がこのほど初めて実施したペットにかかる費用についてのアンケート調査によると、約半数の飼い主が年間10万円以上をペットのためにかけていることがわかった。

ペットを新たに家に迎え入れる際には費用面にも十分考慮が必要だ

この調査はアニコムパフェが発行しているメールマガジン購読者を対象に行われたもので、サンプル数は1149。犬猫だけでなくフェレットや鳥などの小動物オーナーも回答している。

ペットのために年間かかる費用として最も回答が多かったのは「10万円以上」の49.3%。「5~8万円」が18.2%と続き、「8~10万円」も16.8%で3位に付けた。

「最も費用がかかる項目」として回答者にひとつを選んでもらったところ「フード、おやつ代」が45.9%でダントツのトップ。だが、2位に「病気、ケガの治療費」3位に「カット、トリミング代」4位に「ワクチン、フィラリア、健康診断等の予防費用」と続いており、ペットの健康や衛生面に費用をかける飼い主が多いことがわかった。

回答者からは「病気の治療費や予防費に予想以上の費用がかかる」という声も多く聞かれたとのこと。アニコム損害保険では「新しい家族としてペットを迎える際には費用がかかるということをしっかり認識しておかないと動物も飼い主もお互い不幸になりますので、費用面も十分に考慮してください」とコメントしている。