トヨタ自動車は、商業用ワンボックスカー「タウンエース」と「ライトエース」をフルモデルチェンジして2月25日から発売する。ボディタイプは共にバンとトラックが用意される。価格はバンが150万円~175万5,000円、トラックが134万5,000円~153万5,000円。いずれも企画はダイハツ工業と共同で行い、開発・生産はダイハツ工業が担当し、同社はOEM供給を受ける。

タウンエース バン GL 5速マニュアル

ライトエース トラック DX 5速マニュアル

タウンエースはトヨタカローラ店、ライトエースはネッツ店扱いの商用車。今回のフルモデルチェンジにより、ショートノーズ&スクエアなボディ形状とすることで積載能力と作業効率を向上し、乗降性や視認性も高めたという。シフトレバーはインストルメントパネルに配置し、足下の空間を確保した。エンジンには新型1.5Lガソリンエンジンを採用、「平成17年 (新長期)排出ガス規制」にも対応する。トランスミッションは4速ATと5速マニュアルで、AT車は「平成22年度燃費基準+10%」、MT車は「平成22年度燃費基準+5%」を達成した。

また、クラストップレベルの衝突安全性能を確保したボディ構造を採用し、助手席にもSRSエアバッグを標準装備したほか、ABSを全車に標準装備、プリテンショナー&フォースリミッター機構付きフロントシートベルトなども備える。