前回はGoogle Workspaceの新しいツール「Google Pics」の使い方を説明しましたが、Google Picsは生成した画像だけでなく、既存の画像をプロンプトによる指示で加工・編集することも可能です。そこで今回は、手元の写真や画像に、Google Picsでさまざまな加工を加える方法を説明したいと思います。「Google Workspaceをビジネスで活用する」の過去回はこちらを参照。
Google Picsで既存の写真や画像を編集する
既存の写真や画像を編集するには、まずGoogle Picsで新しい画像の作成を開始した後、使用したい画像を取り込む必要があります。画像はパソコンから直接をアップロードするだけでなく、「Googleドライブ」「Goolgeフォト」に保存しているものを活用することも可能です。
画像を取り込んだら、次に変更したい箇所をプロンプトで入力します。今回は筆者が京都で撮影した写真を使っているのですが、この日は曇りでしたので、まずは空を青空にするようプロンプトを入力し、指示をしてみましょう。
入力してしばらく待つと、Google Picsが雲を消し、青空にした写真をいくつか提示してくれました。後は候補の中から好みに合った画像を選べばよく、この辺りは前回画像を生成した時と同じ手順となっています。
Google Picsで写真内のオブジェクトを編集する
Google Picsは生成した画像だけでなく、アップロードした画像であってもその内容を読み取り、オブジェクトを認識してくれます。
実際、今回の写真の場合も、「空」「川」「建物群」「木々」などを自動的にオブジェクトとして認識してくれていることから、それらを選択して直接プロンプトで編集内容を指示することにより、簡単に該当部分を変更することが可能です。
そこでここでは「草地」を選び、草を短くするようプロンプトで指示してみます。その手順は前回文字やオブジェクトに修正を加えたのと同じで、難しい操作は必要ありません。
プロンプトを入力し終わったら、「〇件の編集を適用」ボタンを押すと該当部分の編集が始まります。複数のオブジェクトを変更したい場合は、それぞれのオブジェクトにプロンプトで指示を入れ、最後にまとめてこのボタンを押せばまとめて変更できます。
あとは編集が完了した後の内容を確認して、問題なければそのまま画像を活用し、気にいらない場合は「元に戻す」ボタンを押して再度修正を指示してみるといいでしょう。また、再びプロンプトで画像全体に指示をしたい場合は、左下の停止ボタンを押してください。
Google Picsで複数の画像を合成する
ちなみにGoogle Picsでは、複数の画像や写真を組み合わせた編集なども可能です。そこで今度は、先の画像に筆者の手の写真を加えてみたいと思います。
画像や写真を使った指示をするには、プロンプトの入力欄から「+」ボタンを押し、冒頭と同様に「パソコンからアップロード」「ドライブから追加」「フォトからインポート」のいずれかを選んで必要な画像を取り込んでください。
画像を追加したら、その画像を既存の画像とどう組み合わせて編集するかをプロンプトで指示します。ここでは手の部分だけを右下に追加することにします。
しばらく待った後に、指示通り手の写真が追加された画像の候補が複数現れるので、その中からよりベストなものを選びましょう。
複数の画像も用いた複雑な加工を、従来の画像加工ソフトを使ってするとなるとそれなりに手間がかかってしまいます。それをプロンプトによる簡単な指示だけでできるというのはGoogle Picsの大きなメリットといえるだけに、ぜひ積極的に活用したいところです。










