前回、前々回に続いて今回も「Google Pics」の使い方を解説したいと思います。前回まででプロンプトを活用した画像の編集方法はおおむね説明しましたので、今回は主として編集後の画像の扱い方について説明しましょう。「Google Workspaceをビジネスで活用する」の過去回はこちらを参照。
Google Picsで編集前の状態に戻す方法
まずは画像を元に戻す方法です。一度編集した画像を以前の状態に戻すには、前回も紹介した「元に戻す」ボタンを押せばいいのですが「画像にかなり手を加えてしまったけれど、やっぱり最初の状態に戻したい」ということも少なからずあるかと思います。
しかし、Google Picsで編集した画像は編集履歴が残るため、以前の状態、さらに言えば初期状態に戻して編集し直すことも簡単にできるようになっています。その方法はまず、Google Picsで画像名の隣にある「v」ボタンを押し、メニューが表示されたら「変更履歴」をクリックします。
すると画像の変更履歴が表示されるので、履歴を選びどの時点まで戻したいかを確認して下さい。戻したい画像が見つかったら、その画像履歴の右上にあるメニューボタンを押し、さらにメニューから「この版を復元」を選ぶことにより、画像を元に戻すことができます。
Google Picsで画像を高解像度化して出力する
続いて、画像の出力方法について説明しましょう。Google Picsでは非常に幅広い画像を作成・編集できるので、作った画像をWeb上だけでなく、印刷して使いたいと思っている人も多いかと思います。ただ標準の画像はWebで活用しやすい解像度で、印刷に適した解像度ではありません。
しかし、Google PicsはGeminiを用いて元の画像をアップスケールし、印刷に耐える解像度にしてくれる機能も備わっています。その方法は非常に簡単で、画像の出力時に解像度を指定するだけです。
具体的には右上の「エクスポート」ボタンを押した後、元のサイズ以外に「2K JPEG」「4K JPEG」の2つを選べるようになっており、そのいずれかを選べば高解像度の画像にアップスケールして出力してくれるのです。
高解像度での出力を選んだ場合の注意点は、アップスケール処理に時間がかかるため画像の出力にもやや時間がかかること、そしてAIによるアップスケール処理であることから、元の画像と比べ細部が変化する可能性があることの2つ。それゆえ出力した画像を使用する際は、必ず目視でのチェックをすることをおすすめします。
GoogleスライドやGoogleドライブとの連携機能
最後にもう1つ、Google Picsは単体で呼び出すことも可能ですが、Google Workspaceの他のアプリから呼び出して利用することも可能となっています。そして執筆時点で、筆者の手元で確認できた対応ツールの1つは「Googleスライド」になります。
Googleスライドの場合、スライド内の画像を選択すると画像の編集メニューが現れるのですが、ここで、「編集」を選ぶと、その画像をGoogle Picsで編集できるようになります。
そしてもう1つは「Googleドライブ」です。こちらでは、Googleドライブ上に保存された画像を選択して開くと、Google Picsが自動的に立ち上がって編集できるようになります。
今後もGoogle Workspaceの他のツールと、Google Picsとの連携が進められ、よりAIを活用した画像編集が快適にできるようになると考えられます。Google Pics自体まだ提供されて間もないツールだけに、今後の進化にも期待したい所です。








