第119回で「Googleスライド」で作成したプレゼンテーション資料をもとに「Google Vids」で動画にする方法について解説しました。「Google Workspaceをビジネスで活用する」の過去回はこちらを参照。
ただ、当時はプレゼンテーション資料から動画に変換すること自体は可能だったものの、日本語で利用できるAI関連の機能に制約が多く、スライド切り替え時のエフェクトや、ナレーションなどを付けるには人の手が必要で意外と手間がかかりました。
しかし、その後にGoogle Vidsも日本語によるAI関連機能が大幅に強化。2026年7月にはついに、Googleスライドのプレゼンテーション資料のスライドをもとに、AIが自動的にエフェクトやナレーション、BGMなどを付けて動画にしてくれる機能が日本語で利用できるようになりました。
それゆえ現在では、単にGoogle Vidsにプレゼンテーション資料を読み込ませるだけで、一切作業をすることなくナレーション付きの動画を作成できるのです。
Google Vidsで簡単にナレーション付きの動画を作成
その具体的な方法は、まずGoogle Vidsを開いた後に「スライドを変換」を選び、Googleスライドのプレゼンテーションファイルを読み込ませます。
続いて、動画にしたいスライドを選択しますが、ここで全てのスライドを動画にしたいのであれば、そのまま「次へ」をクリックしてください。
するとプレゼンテーション資料の内容をもとに、自動的にナレーションのスクリプトを作成してくれます。ここでは、その内容を確認し、直接修正することやナレーションする音声を変更することも可能ですが、内容に問題なければそのまま「ドラフト動画を作成」を選んでください。
その後、しばらく待つと、アニメーションやBGM、そして先程作成したナレーションが自動で追加された動画が作成されます。内容に問題なければ、この内容をそのままMP4形式で出力したり、YouTubeに出力したりして活用できますし、内容を一部変更したいというのであれば、Google Vids上で自由に編集可能ですので、必要に応じて内容を適宜変更して好みの動画に仕上げてください。
ただ、この機能を利用して気になったのが、動画の長さによってはAIが選んだBGMが途中で終了してしまうこと。Google Vidsには音楽を繰り返し再生する機能がないので、そのような場合はタイムライン上で基のBGMをコピーし、BGMが終了した所に貼り付けることで、同じBGMを繰り返し再生できるようになります。
ナレーションを別の音声に変更したい場合は「ナレーションを生成」
また、ナレーションに関しても、スライド変換時は「ナレーター」「教師」など7つしか音声を選ぶことができませんが、Google Vidsでの編集時には、それに加えて30の音声を選ぶことができるので、より動画の内容に適切なトーンの音声にすることが可能となっています。
それゆえ、もしナレーションを別の音声に変更したいというのであれば、まずはタイムライン上の適当な位置にあるナレーション音声をクリックします。するとポップアップメニューが表示されるので、左側の「ナレーションを生成」を選びましょう。
「AIナレーション」のサイドパネルに表示されるので、まずは「すべてのシーン」を選びます。続いてサイドパネル下部から好みのナレーション音声を選択し、「すべてのナレーションを更新」をクリックすればOKです。
このように、ひと手間加えれば動画の質はより向上するのですが、単にプレゼンテーション資料を読み込ませただけで動画が完成してしまうのは、非常に便利だと感じます。時間をかけずにビジネス動画を作成する必要があるという場合は、ぜひ活用したい所です。






