このものづくりニュースのまとめ
- 三菱電機、傘下の三菱電機FA産業機器の株式譲渡契約を、フィンランド・Konecranes(コネクレーンズ)と締結。2026年度中メドに取引完了へ
- 取引完了後の出資比率は、三菱電機が30%、Konecranesが70%となり、社名も変更予定
三菱電機は、傘下の三菱電機FA産業機器の株式譲渡契約を、フィンランド・Konecranes(コネクレーンズ)と7月2日に締結。関係当局の許認可取得を条件として、2026年度中をメドに取引完了する予定だという。取引完了後の出資比率は、三菱電機が30%、Konecranesが70%となり、社名も変更予定だ。
三菱電機FA産業機器は、三菱電機の100%子会社として2000年4月に設立。これまで国内市場を中心に、ホイスト(重量物の吊り上げ・移動作業を行う機材)事業やギヤードモーター事業を展開してきた。売上高は約166億円(2025年度実績)、従業員は約400人。
コネクレーンズは、クレーンやホイストをはじめとするマテリアルハンドリング分野に特化。欧米をはじめ世界50カ国以上で、製品提供だけでなく保守、モダナイゼーション、デジタルソリューションを中核とするサービス主導型のビジネスモデルを通じて、製造業から港湾運送業まで幅広い分野で事業を展開している。売上高は約7,700億円(同)、従業員は約16,500人。
三菱電機では、「国内のホイスト事業およびギヤードモーター事業における競争力強化、海外市場への展開拡大に向けて、高度な技術力とグローバルな事業基盤を有する Konecranesとの共同運営が最適であると判断し、今回の合意に至った」と今回の株式譲渡の理由を説明。両社の技術や販売ネットワーク、経営資源などを統合し、製品・サービスの高度化とグローバルな事業展開の強化を図る考えだ。
なお、三菱電機の2027年3月期の連結業績予想(2026年4月28日公表)には、本取引に伴う影響などは含んでいないが、「影響は軽微」と見ており、今後、開示すべき事項が発生した場合は速やかに知らせるとしている。