この半導体ニュースのまとめ

・Vicorが「TECHNO-FRONTIER 2026」の電源システム展に出展
・最新のDC-DCコンバータのほか、国内自動車メーカーと共同開発の400V/800V系試作電源ユニット3機種を展示予定
・産業機器、次世代航空機、車載・モビリティをテーマとした出展社セミナーを日替わりで開催

Vicorは、2026年7月15日から17日にかけて東京ビッグサイトにて開催される「TECHNO-FRONTIER 2026」にて「第41回 電源システム展」に出展すると発表した。

  • TECHNO-FRONTIER 2026のロゴ

    TECHNO-FRONTIER 2026のロゴ (出所:Vicor)

同社は独自の48V電源アーキテクチャを中心に、高効率かつ高電力密度の電力ソリューションを手強しており、今回の展示ではその特徴を生かした小型化、設計自由度の向上、省スペース化などのメリットを前面に打ち出すという。

展示ブースでは、最新のDC-DCコンバータ製品群のほか、高性能コンピューティング(HPC)、産業機器、ロボティクス、航空宇宙・防衛向けなど、幅広い産業分野に向けた電源ソリューションを紹介する予定としている。また、今回の見どころの1つとして同社は、国内自動車メーカーと共同開発した3種類の車載DC-DCコンバータ試作ユニットの展示も行うとしている。

具体的には、400V-800V、400V-12V、800V-48V/12Vの3種類の試作ユニットとしており、電動車や次世代モビリティに向けた高電圧系から低電圧系までの電力変換を視野に入れた提案を行うものとみられる。同社は従来から車載・モビリティ分野における48V電源アーキテクチャの優位性を訴えており、今回の展示は実機レベルの適用イメージを示す場となりそうだ。

  • Vicorの高効率・高電力密度電源モジュール

    Vicorの高効率・高電力密度電源モジュール (出所:Vicor)

また、会期中には出展者セミナーも開催。産業機器、次世代航空機、自動車・モビリティをテーマとして、日替わりで行うとしているが、いずれのセミナーも完全事前登録制であり、TECHNO-FRONTIER 2026の出展社セミナーより申し込みを行う必要がある。

AIサーバやロボティクスを含め、電力密度と変換効率の両立が重要になる用途が広がる現在、Vicorとしてはセミナーや展示内容を通じて48Vアーキテクチャを基盤としたモジュール電源の適用領域をさらに広げたい考えとみられる。