Windows Latestはこのほど、「Microsoft says you should pause Windows 11 Updates when you need to work, as it tests greater controller」において、Microsoftが多忙なユーザー向けに更新プログラムの一時停止を提案したと伝えた。
これはMicrosoftの公式サポートアカウントがXに投稿したメッセージの内容。同社は「更新を一時停止する方法」として、一週間の停止を提案したという。
忙しい時は、無理にアップデートする必要はない
公式サポートの投稿は、更新プログラムを一時停止する条件として次の状況を挙げている。
「Windows Updateがあなたを待っているけど、やらなければいけない仕事もたくさんある」
つまり、仕事中に作業を中断してまで再起動しなくていいと説明している。また、メッセージと共に投稿された画像を使用し、「Windows Updateの設定を開き、1週間の一時停止」を選択するように提案している。
Microsoftが毎月リリースしているセキュリティ更新プログラムには緊急または重大な修正が含まれている可能性が高く、これまで同社は速やかな更新プログラムのインストールを推奨してきた。今回の投稿はこれと矛盾する内容だ。Microsoftは作業中のユーザーに配慮し、更新プログラムを一時停止する方法を案内した。
Windows Updateを巡るユーザーの不満
Windows Latestの記者によると、この方針緩和の背景にはWindows Updateを巡る2つの課題があるという。1つは「脆弱性の修正」と「新機能」という2つの成果物で構成される問題。もう一方は、更新プログラムのインストールに時間がかかる問題だ。
前者についてWindows Latestは、セキュリティ修正と新機能が同時に配信されることで、不具合発生時の影響が大きくなっていると指摘している。後者は環境にもよるが、一部ではコンピューターが停止したのではないかと心配になるほど時間を要する問題がある。
Windows Latestは、今回の案内をこうした課題への対応の一環とみている。
Windows Updateの制御権をユーザーへ
同社は今後、回避策をより充実させる方針だ。更新プログラムのインストール準備の完了後、これまではシステムを再起動またはシャットダウンすると、電源オプションの選択にかかわらず更新プログラムのインストールが強制されていた。今後はこの動作を改め、次の電源オプションを正確に反映し、さらにシャットダウンおよび再起動の選択肢を常に表示する。
- 更新後にシャットダウン
- シャットダウン
- 更新後に再起動
- 再起動
さらにWindows 11のセットアップ時に実行される更新プログラムのインストールを中断する選択肢も提供される。ユーザーは「Update later(あとで更新)」をクリックすることで、更新プロセスをスキップできるようになる。
これらの変更により、ユーザーは更新のタイミングを従来より柔軟に選択できるようになる見込みだ。

