Windows Centralは5月26日(米国時間)、「Microsoft rolls out Windows 11 KB5089573 update that makes your PC genuinely faster and more responsive|Windows Central」において、Windows 11バージョン25H2および24H2向けのプレビュー更新プログラム「KB5089573」がリリースされたと伝えた。
KB5089573にはWindowsの動作速度、応答性、信頼性を向上させる複数の改善や機能強化が含まれるという。
もたつき”を抑える低遅延プロファイルを導入
KB5089573は、Microsoftが進めるWindows 11のパフォーマンス改善プロジェクト「Windows K2」の成果を含む最初の更新プログラムとされる。起動、スタートメニュー、検索、アクションセンターなどのコアシェルエクスペリエンスが高速化され、加えてサインイン画面、ロック画面、エクスプローラー、タッチスクリーンのジェスチャー操作、設定アプリのテーマ変更の信頼性も向上するという。
この一連の高速化は、「低遅延プロファイル(Low Latency Profile)」と呼ばれる新機能によって実現される。
低遅延プロファイルは、アプリ起動時やスタートメニューを開く際など、処理負荷が急増すると予測される場面でCPUクロックを事前に最大値まで引き上げる機能だ。短時間(1~3秒)だけクロックを引き上げることで、消費電力の上昇を抑えつつ動作のもたつきを改善する。
主にエントリークラスPCなど、性能が低いPC環境や仮想環境で顕著な高速化を体感できるとされている。設定や動作状況を知らせる通知などが存在しないことから本機能を認識することは難しいが、操作開始時の動作が従来より軽快に感じられるようになる。
まずはプレビュー更新で段階的に展開
同機能は段階的な展開の対象となっている。更新プログラムをインストールしても直ちに有効になるとは限らないため注意が必要だ。
KB5089573のインストールは、設定アプリの「Windows Update」から手動で行う必要がある。「ダウンロードとインストール」が表示されない場合は、「利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する」をオンに切り替え、更新プログラムを確認することでインストールを開始できる可能性がある。
