Windows Latestは5月27日(現地時間)、「Microsoft confirms Ask Copilot is coming to the Windows 11 taskbar in mid-2026」において、Windows 11のタスクバーにCopilotを統合する「Ask Copilot」が2026年半ばに正式リリースされると伝えた。

提供対象は限定される見込みだが、WindowsのAI OS化に向けた取り組みの1つが現実のものになろうとしている。

  • MicrosoftはタスクバーとスタートメニューにMicrosoft 365 Copilotを統合する「Ask Copilot」を2026年半ばに提供する計画を明らかにした(出典:Microsoftの史資料)

    MicrosoftはタスクバーとスタートメニューにMicrosoft 365 Copilotを統合する「Ask Copilot」を2026年半ばに提供する計画を明らかにした(出典:Microsoftの史資料)

Ask Copilot、2026年半ばに提供予定

「Ask Copilot on the taskbar(以下、Ask Copilot)」は、従来のWindows Searchを置き換えるAI機能だ。これまでWindows Insider Programにてテストが実施されていたが、ついにリリースの予定が発表された。

この発表はAI製品を提案する資料「(PDF) Frontier firms aren’t adding more AI. Here’s what they’re doing instead.」の中から発見された。Ask Copilotの注釈(4)として小さく記述されているため見逃しそうになるが、次の記述を確認できる。

「This capability is not yet generally available and is expected to come mid-2026. Timing and availability are subject to change.(この機能はまだ一般には利用できず、2026年半ばに提供される予定です。提供時期や利用可能性は変更される場合があります)」

Windows Latestによると提供先は「ビジネスプロフェッショナル企業(フロンティア企業)」に限られ、一般ユーザー向けの提供はないとされる。機能面については次の記述を確認できる。

「新しいComposerエクスペリエンスを通じて、Microsoft 365 CopilotおよびAIエージェントをタスクバーとスタートメニューに直接組み込みます。これにより、より迅速な操作、文脈の切り替えの減少、そしてWindowsの一部に感じられる自然なAIが実現します」

WindowsとAIを融合させ、AI OSの実現を目指す方針が明確に示されている。また、Microsoft 365 Copilotを統合することから、提供先は企業に限定する方針であることも読み取れる。

AI統合を進める一方でCopilot整理も進行

Windows Latestの記者は、Windows Insider Programでテスト中の同機能の感想を伝えている。従来のWindows Searchよりもすっきりとした外観で、高速に動作するように感じられたという。

記者は好感触を伝えているが、同機能が一般ユーザーに提供されるかは不透明な情勢だ。MicrosoftはWindows 11の改善計画の中で「標準アプリからCopilotの不要なエントリーポイントを削減する」と約束し、Copilotの削除または名称の変更を進めている。

企業向けにはAI OSを推進し、一般ユーザー向けには露出を控える方針とみられる。企業向けと一般向けで異なる方向性が示されつつあり、今後Microsoftがどのように整理していくのか注目される。

同資料では「table to Excel」も発表

前述の資料ではAsk Copilotのリリース時期の他に、Click to Doの新ツール「table to Excel」も発表された。画面上の静的な表を認識し、Excelのスプレッドシートに変換する機能を提供する。

  • Click to Doの新ツール「table to Excel」を発表 - 引用:MicrosoftのPDF資料

    Click to Doの新ツール「table to Excel」を発表 - 引用:MicrosoftのPDF資料

同機能もAsk Copilotと同様に2026年半ばに登場予定。Copilot+ PC向けに提供を開始する予定だ。