
デスク「Olympicグループ会長の金澤良樹氏が亡くなったね」
記者「はい。77歳でした。1948年生まれの金澤氏は創業者・金澤富夫氏の次男で、92年に社長、2018年から会長をつとめていました。首都圏で食品スーパーやディスカウントショップを展開する同社ですが、近年、金澤氏は主力の食品事業に加え、自転車やペット、DIY(日曜大工)などの専門店事業を強化してきました」
デスク「1962年の設立から、同社が60年余を生き抜いてきた秘訣は何だったのか?」
記者「かつて金澤氏は、日々お客様から必要とされるお店であるためには何が必要か? を自問自答していると話していました。スーパーやコンビニ、ディスカウントストアなど、様々な業態が入り乱れる中で、『安さだけでは長続きしない。安くする商品と価値観を訴える商品の両方を提案していく』という金澤氏の精神は今後も受け継がれていくと思います」