Windows Latestは6月6日(現地時間)、「Microsoft dev explains why Windows taskbar clock with seconds was avoided」において、Windowsのタスクバーの時計で秒表示が標準サポートされていなかった理由を伝えた。Windows 11ではレジストリの設定を変更することで秒表示が可能だったものの、最近までは設定アプリで簡単に有効化することができなかった。
秒表示のために追加で約4KBのメモリが必要
現在でも、Windows 11のタスクバーの時計には時間と分のみが表示され、秒表示はデフォルトでは無効になっている。秒表示を有効化するには、設定アプリの「時刻と言語」→「日付と時刻」のページを開いて、「システムトレイに日付と時刻を表示する」の項目をオンにした上で、「システムトレイの時計に秒を表示する」のオプションにチェックを入れればよい。
Windowsが頑なに秒の表示を避けてきた理由は、Microsoftの開発者Raymond Chen氏が公式ブログの記事「The ongoing story of seconds on the taskbar」で詳しく説明している。