NTT西×小郡市×AKKODiSコンサルティング、庁内業務の改革に向け連携

福岡県小郡市、NTT西日本、AKKODiSコンサルティングの3者は9月27日、小郡市の庁内業務の業務改革の推進に関する連携協定を締結した。三者はICTやアウトソーシングを活用することにより、業務プロセス最適化に向けた取り組みを加速することで、行政サービスの維持さらには向上の実現を目指す。

締結式の様子

小郡市では2022年度、業務の最適化を目指し、NTT西日本へ業務量調査および分析業務を委託し、業務量や業務手順の可視化を行っている、現在は、その調査結果を受けて、ICTの推進やアウトソーシングの活用などによる業務効率化の効果が高い業務の洗い出しや具体策の検討に取り組んでいる。

AKKODiS コンサルティングは、企業および組織のビジネストランスフォーメーションを支援し、エンド・ツー・エンドのコンサルティングサービスを提供しているほか、地方自治体に対しては、社員が現地に赴き、地域住民や行政職員と共に地域課題解決に取り組む実践型課題解決プログラム「Social Innovation Partners」を実践し、地域課題に対する多様な施策支援を行っている。

今回の連携では、2022年度の調査結果を踏まえて課題を明確にし、「社会情勢に適応した市役所の構築」を実現すべく、庁内業務の改革を推進するために、三者の知見および資源を活用し「小郡市の業務改革に関すること」「自治体DX、BPRについての人材育成に関すること」の観点から連携を進めていく。

連携において、小郡市は「庁内業務におけるICT およびアウトソーシングを活用した業務改革の実行」を担い、NTT西日本は「庁内業務課題の解決に向けたDX推進支援」「庁内業務における課題抽出および業務改革案の立案支援」「ICTおよびアウトソーシングを活用した業務改革・具体案の立案支援」を実施。AKKODiSコンサルティングが「庁内業務における課題抽出および課題解決に向けた伴走支援」と「職員のデジタルリテラシー向上、BPR 推進のための教育・育成支援」を行う。