ブラジルのケイロガ保健相は3月15日、これまでフランスで確認されたほか、オランダやデンマークでも感染例が確認されていた新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の「デルタ株」と「オミクロン株」の特徴を併せ持つ混合変異株「デルタクロン」への感染を2例、ブラジル国内で確認したことを明らかにした。

ただし、WHO(世界保健機関)は3月16日付で、感染はあまり広がっていないとの認識を示しているものの、検査数が減っており、もっと調べればほかの国でも見つかる可能性があるともしている。