Slackは7月22日 (米国時間)、デスクトップ版「Slack」(Windows、Mac)の動作を高速・安定化させるアップデートを発表した。全てのUIコンポーネントをReactで構築し、また複数のワークスペースを前提に設計し直した。アップデートは数週間にわたって段階的にロールアウトしていき、更新が完了すると以下のような効果が得られる。

アプリの起動速度が33%向上、Slackコールの接続速度が改善し、従来の最大10倍のスピードでチームメンバーからの着信に参加できるようになるなど、あらゆる待ち時間が短縮する。また、メモリー使用量が従来の最大50%に低減する。PCへの負担が軽減し、よりスムースかつ効率的に仕事を進められるようになる。複数のワークスペースをチェックしたり、チャンネル間を頻繁に移動するようなユーザーにとって、特にうれしい改良だ。

インターネット接続が不安定な時に、接続エラーのメッセージが表示されて作業が中断されることがなくなる。接続が途切れるような状況でも、以前に開いたチャンネルや会話を表示する。